目次
1.会社員vs自営業!さあ、どっちがしんどい?
会社勤めの人は自営業の人を良いなーと思い自営業は会社勤めの人を良いなーと思っているのではないでしょうか。
実はそれぞれ苦労があります。
今回はその苦労について比較します。
今回の記事を見ればお互いの苦労が分かり、苦労しているのは自分だけではないと思えるとお思います。
会社員と言うのは雇用の際、法で守られているので安定している傾向にあります。
例えば解雇権乱用の法理と言うものがあり、「合理的かつ論理的な理由が存在しなければ解雇できない」と言うものがあります。
日本の司法ではこの考えが大切にされていて、よほどのことがないと会社側は法的に労働者を一方的に解雇することはできません。
それは、非正規だとしても同じです。
2.自営業は仕事が常に安定的に回ってくるとは限らない
他方、自営業者の場合雇用されていないです。
仕事を行う場合お客様と業務委託契約などを結び仕事を請け負う形になります。
仕事が常に安定的に回ってくるとは限らず、仕事が回ってこないと収入が無くなってしまいます。
収入がないと、日々の生活費すら捻出することはできない場合もあります。
会社員の場合は基本給があるので最低限の収入は確保されます。
こういった安定の違いによって、金融機関のローンなどで差が出てきてしまいます。
一般的には会社員と自営業者を比較した場合自営業者の方がローンに苦労することになります。
3.上司の存在があるかないか
会社員の場合は、企業のトップ以外は上司的な存在が必ずいます。
平社員の場合は課長・部長の場合は取締役など。
組織で動くので、上司の顔色をうかがうことも大切になってくるでしょう。
何かあった場合に自分の出世に関係してくるので、言いたいことがあってもなかなか言えないなんて悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
他方、自営業者の場合、上司はいません。
組織ではないので自分の思った通りに行動することができやすいです。
4.自営業は仕事を選ぶことができる
お客様の顔色をうかがう必要はあるかもしれませんが、あまりにもひどいことや理不尽なことを言うお客様であれば、自分から切ることもできます。
また、お客様に迷惑をかけない範囲で、自分の好きな様に働くことができます。
例えば、フリーランスのライターの場合、新規に金融系の記事を書いて欲しいと言うことを言ってくるお客様がいた場合でも、「自分は金融系の知識はない。品質に自信が持てないのであまり気がすすまない。」などと言って断ることができます。
会社員の場合、自分の嫌なことでも会社の指示があった場合、なかなか断りにくいのではないでしょうか。
「断ると自分の評価にもかかわってきて減給されてしまう」なんて考えてしまい悩むと言う、苦労もあるかもしれませんね。
5.役員になったとしても年収1000万円を超えるのは難しい
会社員の場合は収入の上限がある程度決まっています。
役員になったとしても、年収1000万円を超えることは容易ではないでしょう。
人によっては「こんなに会社に尽くしても報われない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
「自分は毎日残業そして休日出勤までして働いても安月給。でも会社の社長は年収3000万とのうわさで高級車を乗り回している。なんだかおかしい、これは搾取されているのは」なんて悩みに苦労している人もいるかもしれません。
自営業者の場合は、自分が働けば働いた分収入に反映されます。
20代で年収1000万超え・フリーランスになってから3年で年収1000万超えと言うのも、会社勤めと比べて達成できやすい傾向にあると言えるかもしれません。
経費などで節税を行えば実質的に懐に入ってくるお金をさらに増やすこともできます。
副業なども会社勤めと比べて、行いやすく収入を増やすことができます。
6.まとめ
どうでしょうか。
現在は様々な働き方があり、それぞれ良い点と悪い点があることが分かります。
どの働き方が良いと言うのはありません。
自分の考えや性格にあった、働き方を選択するのがベストなのではないでしょうか。