1.値上げの傾向は今後も続いていく?
タバコの値段が次々に上がり、喫煙している方は大変な思いをしているということが多いのではないでしょうか。
できれば安く楽しみたいと思っていても、なかなか手の届かないものになってしまいがちです。
この値上げの傾向は今後も続いていくことになりそうです。
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基本的にタバコの値段が上がっているというよりは、たばこに掛けられる税金が上がっていることが値上げの原因となっているのです。
日本の財政は今後も厳しい状態が続いていきます。
現在でも国債などの借金が多い状態で、国民の人気を考えて他の部分で減税や補助などを行おうとすると、取りやすいところから税金を取るということになっていきます。
そこで、取りやすいタバコなどの嗜好品に掛けられる税金が高くなっていくということになります。
毎日タバコを吸われる方にとっては、値上がりのたびに負担の大きさを痛感するということになるのではないでしょうか。
2.周囲の人が吸ってしまう煙のほうが害を及ぼしやすい
しかし、今後もこの傾向は止まることがないということが言えます。
なぜなら、喫煙自体が出来ればしないほうが良いことであるからです。
喫煙による体への害という事は多くの人が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
自分で分かっていて吸っているのだから自己責任であるという事を述べる方も多いです。
確かに自分自身の健康を害することについてはそういったことも言えるかもしれません。
そこでとどまらないのが喫煙の害の恐ろしいところでもあります。
喫煙中に出る煙は、本人が数だけではなく周りに広がっていきます。
近くにいる方はそれを吸い込んでしまうということになるのです。
実は、本人が吸い込む煙よりも、周囲の人が吸ってしまう煙のほうが害を及ぼしやすいと言われています。
自分の楽しみやリラックスのために、周囲の人の命を削っているということになるのです。
3.タバコには依存性もある
これはできるだけ避けておきたい事態です。
家族のような大切な人はもちろんですが、すれ違った方や職場の方などにも迷惑を掛けながら喫煙をしているということになります。
もちろん本人にも大きな害は及びます。
健康を害することによって、医療費などが増大するという事につながりますから、それが国の経済状態に与える影響も大きくなっていきます。
明らかに本人や周囲に害があることがはっきりしているものを利用するのですから、普通の物よりも大きな税金を掛けられてしまっても仕方がないという事も言えるのではないでしょうか。
また、タバコには依存性もあります。
辞めたほうが良いとわかっていても吸ってしまうという事も多いのではないでしょうか。
それが多くの人の健康を損なってしまう事につながるのですから、何らかの対策をとらなくてはなりません。
その対策の一つとしても、税金を高く掛けていくという事は有効な手段の一つと言えるのかもしれないのです。
4.日本国内でも公共の場所で吸えない場所が増えている
価格が高くなることによって、喫煙の機会を減らしたり、やめようと考えていく方も増えていくかもしれません。
これから吸おうとしている方も、価格の高さに諦めるという事も考えられます。
安易に手を出すという事を防止できるという事は大きなメリットと言えるかもしれないのです。
こうしたことから、今後も傾向として値上げは続いていくということが言えます。
海外でも喫煙を防止しようという流れは生まれてきていますし、日本国内でも公共の場所では吸えないというところも増えてきています。
誰もが安心して暮らせる世の中をつくるためには、こうした対策も重要になってくるといえるでしょう。
今後の値上げを考えると、今タバコを吸っている方は何とか禁煙するという方向へ進めていくということがお勧めです。
依存が強い状況の場合、病院で治療を受けるという方法もありますから、ぜひ取り入れてみましょう。